top of page
31966705.jpg

社員を第一に考えたM&A・事業承継
ストーリー

1c2778_43ca84359dcd4006a8a2f8f878afa65d~mv2_edited.jpg

STORY 2

19年間のエンジニア経験から経営者へ

Maxim Computer Services CEO Julian Phelps氏

作成日:2026年10月13日

​更新日:2026年10月13日

「会社を率いる立場に挑戦したい。」

インフィニティグループの一員で、英国を拠点にIT機器の保守・サービス事業を展開するMaxim Computer Services(以下、Maxim)のCEOであるJulian Phelps氏(以下、ジュリアン)は、もともとは約19年間にわたりフィールドサービスエンジニアとして英国やアイルランド各地のお客様を訪問し、機器の保守や修理に携わってきました。

logo_maxim_c.png

お客様に寄り添い、価値あるサービスを提供し、会社の信頼を守る。その現場で培った姿勢が、やがて経営者としての礎となっていきました。

自ら手を挙げた挑戦と、インフィニティの見極め

Maximがインフィニティグループに参画した背景には、前オーナーの引退という事業承継の課題がありました。長年築き上げてきた会社を、誰が次の時代へ引き継ぐのか。

 

その転換期に、ジュリアンは自ら経営職への挑戦を希望しました。

 

ジュリアンには、生産管理や工場管理の経験があり、マネジメントに関する資格も取得していました。また、チャリティ活動やユースラグビークラブの運営を通じて、人を育て、チームをまとめる力も磨いてきました。

しかし、インフィニティは、本人の意欲や過去の実績だけで次の経営者を決めるわけではありません。会社の文化や強みを理解し、社員と信頼関係を築きながら、事業を成長させられる人材なのか。

インフィニティ代表・岩崎は、経歴や経営への考え方、リーダーシップについて、面接や対話を通じて丁寧に見極めていきました。

協力型のリーダーシップ

ジュリアンが大切にしていたのは、「命令型ではなく、協力型」のリーダーシップでした。

上から指示を出すのではなく、社員と協力して課題を解決し、チームとして最良の結果を目指す。その姿勢は、人を大切にする経営者としての資質につながるものでした。

 

こうしてジュリアンはゼネラルマネージャーに就任。前オーナーとともに会社運営に携わりながら、段階的に経営の責任を引き継いでいきました。

22405156.png

現場のエンジニアから、数字で経営を考える社長へ

ジュリアンにとって、経営者への道で最も大きな課題となったのは、財務の知識でした。

エンジニア時代から、現場で自ら判断し、問題を解決する経験を重ねてきました。しかし経営者には、目の前の課題だけでなく、会社全体を数字で捉える視点が求められます。

 

売上はどのように生まれているのか。

どの事業が利益に貢献しているのか。

収益性を高めるために、何を変えるべきなのか。

 

こうした経営の視点を育てるために、岩崎は、会計や財務、経営管理に関する知識を伝えながら、ジュリアンが自ら経営判断を行う力を育てていきました。

特に、インフィニティグループの経営情報システム(EIS)を通じて損益や経営指標を把握し、事業活動を数字と結びつけて考えるようになったことは、大きな転機でした。

infinity group

数字から課題を見つけ、改善策を考え、事業の方向性を判断する。マーケティング戦略についても助言を受けながら、経営者としての視野を広げていきました。

​

そして、マネージングディレクターに就任し、会社運営を全面的に任された時、ジュリアンは経営者としての本当の責任を実感したといいます。

 

岩崎が一歩引き、自らの判断で会社を動かす。

現場で培った経験に、経営者としての視点が加わった瞬間でした。

Maximらしさを守り、社員の力で会社を成長させる

CEOとなったジュリアンが大切にしたのは、Maximが長年築いてきた強みや信頼を守りながら、次の成長につなげることでした。

お客様との関係、仕入先とのパートナーシップ、社員が持つ技術や経験。その一つひとつが、会社の大切な財産です。

 

ジュリアンと岩崎は、グループ参画後も「Maxim Computer Services」という社名を残すことを選びました。

会社の歴史や文化を尊重しながら、企業価値を高めていく。それが、インフィニティの考える事業承継の姿でもあります。

img_hands.png

また、ジュリアンはラグビーコーチとして培った経験を活かし、一人ひとりの強みを見極め、社員の成長を支援してきました。

 

業務の役割分担も見直し、社員の力をより効果的に発揮できる組織づくりを進めた結果、業務効率と収益性の改善にもつながりました。

グループで経営を支援

こうした取り組みを支えているのが、インフィニティグループの経営基盤です。

 

財務や人事などのバックオフィス機能はグループの支援を活用し、経営者は顧客との関係づくりや事業の成長に集中することができます。

さらに、グループ企業との協業を通じて、新たな顧客提案やクロスセルの機会も広がっています。

 

ジュリアンは、「何かあった時に、支えてくれる仲間がいる」という安心感が、経営を支えていると語ります。

社長からグループ経営へ、そして次世代への承継

ジュリアンの挑戦は、MaximのCEOへの就任だけでは終わりません。

 

現在は、Infinity Technology Holdings Groupの取締役にも就任し、英国で新たにグループへ参画する企業の統合支援にも携わっています。

すでに新たなグループ会社2社との連携も始まり、自らの経営経験をグループ全体の成長に活かす立場となりました。

 

一方で、Maximの次世代を育てることにも力を注いでいます。

 

すでに社内から2名の管理職を育成し、毎年の評価面談を通じて、社員の目標や希望、成長の可能性に向き合っています。

 

将来は、社内から新しい経営者が生まれ、Maximを次の時代へ引き継いでいくこと。それが、ジュリアンの描く会社の未来です。

 

19年間のエンジニア経験と、自ら経営者に挑戦した意欲。

インフィニティによる経営者としての見極めと育成。

そして、社員や顧客との信頼を大切にする姿勢。

 

その積み重ねが、ジュリアンを現場のエンジニアから、会社の未来を担う経営者へ、さらにグループ全体の成長を支える立場へと導いていきました。

オーナー社長にとって、自ら築き上げてきた会社の歴史や文化を守りながら、信頼できる社員に経営の未来を託せることは、大きな安心につながります。

​

社員の成長と雇用を守り、事業をさらに発展させながら、次の世代へと会社を引き継いでいく。それは、単なる経営権の承継ではなく、創業者が大切にしてきた想いや価値観を未来へつないでいくことでもあります。

会社の中にいる人材が経営者として育ち、やがて次の経営者を育てていく。

​

ジュリアンの歩みは、インフィニティが目指す、人を育て、企業の未来をつなぐM&Aの一つの姿です。

julian.jpg

​​社長が育ててきた会社に、次の物語を。

インフィニティは、社員・文化・信頼を未来へつなぐ承継を支援します。

Maxim Computer Services Ltd(UK) https://www.maximcomputer.co.uk/

監修・M&A責任者
岩崎 博寿(インフィニティグループ 代表)

渡英後、現地IT企業でのMBO(自社買収)を皮切りに、日英で複数のM&Aを成功させてきた実践派経営者。強みを融合させ掛け算の価値を生み出すM&A戦略を軸に、イノベーションと柔軟性を備えたグローバル組織の構築を推進している。

岩崎博寿

その他のストーリー

 STORY 01 

営業担当から、経営者へ抜擢

「まさか、自分が社長になるなんて。」

そう振り返るのは、インフィニティグループの一員で、広島県を拠点にITインフラサービス・ソフト開発を展開する株式会社オーピーエヌの代表取締役・箱崎氏です。

箱崎氏は、最初から社長候補として見込まれていたわけではありません。
もともとは営業として会社に関わり、お客様との関係づくりや、新しい案件づくりを担う存在でした。

bottom of page